中古マンションリフォーム実例|600万円でどこまで変わった?

中古マンションリフォームは、600万円でもLDK・水回り・収納・照明まで大きく変えられます。ただし、すべてを理想通りに作り替えるより、何を優先し、何を見送るかを決めることが重要です。この記事では、私の自宅で行った約600万円のリフォーム全体を、写真・図面・見積情報とあわせて紹介します。

この記事で分かること
  • 600万円でリフォームしたLDK・キッチン・水回り・収納の内容
  • LDKを16.6畳から21.6畳へ広げた間取り変更の実例
  • 和室6畳+押入れ1畳を、和室4.5畳+押入れ0.5畳+WIC2畳へ再構成した理由
  • 水回り関連48.1%・木工事27.1%になった費用配分
  • キッチン移動や和室の完全撤去などを見送った理由
目次

中古マンションリフォームの概要

今回のリフォームは、福岡で購入した約90㎡の中古マンションを、約600万円(税込)でリフォームした実例です。工期は約2か月で、LDKの拡張、水回りの更新、収納の再構成、照明計画を中心に進めました。

全面的にすべてを作り替えるというより、暮らしの中心になる場所を優先したリフォームです。特にLDKと水回りは毎日の使い勝手に関わるため、費用をかける場所として重視しました。

この記事では、リフォーム全体の流れをまとめています。費用内訳、LDK拡張、キッチン、WIC、照明、ホームシアターについては、各テーマごとの実例記事でも詳しく整理しています。

洋室を取り込んで18畳に広げたリフォーム後のリビング
リフォーム後のLDK。和室の一部をリビング側に取り込み、家族が過ごしやすい空間に整えました。

600万円でリフォームした場所

今回リフォームした主な場所は、LDK、キッチン、浴室、洗面所、トイレ、収納、照明です。中古マンションでは、設備の古さだけでなく、間取りの使いにくさや収納不足も気になりやすいため、見た目と使い勝手の両方を整える内容にしました。

一方で、すべての希望を入れたわけではありません。キッチン位置は変えず、和室も完全にはなくしていません。床暖房の移設や玄関の大規模造作も見送り、600万円の中で優先順位を決めました。

場所主な変更内容
LDK洋室をリビングに取り込み、LDKを広げた
キッチン位置は変えず、前面カウンターを設けた
浴室ユニットバスを交換した
洗面所洗面台と内装を更新した
トイレ便器を交換した
収納和室と押入れを見直し、WICを設けた
照明ダウンライトを設置し、天井を調整した

【ポイント】600万円のリフォームでは、やった工事だけでなく、見送った工事も費用調整の判断材料になります。

この実例を見る前提

この実例は、一般的な相場をそのまま示すものではありません。リフォーム費用は、地域、築年数、工事範囲、設備グレード、施工会社、マンションの管理規約によって変わります。

そのため、この記事では「600万円なら同じ内容ができる」と考えるのではなく、「この工事内容では、どの部分に費用がかかりやすいのか」を見る使い方が向いています。写真は完成後の雰囲気、図面は間取り変更、費用グラフは見積書の内訳を補足するために掲載しています。

マンションでは、専有部分と共用部分の考え方も確認が必要です。リフォーム前には、管理規約、工事申請、工事可能時間、搬入経路などを施工会社と確認しておくと安心です。専有部分と共用部分の基本的な考え方は、国土交通省のマンション管理・再生ポータルサイトでも確認できます。

工事全体の進め方を先に整理したい場合は、リフォームの流れも参考になります。

間取りはLDKと収納を中心に変更した

今回のリフォームで大きく変えたのは、LDKの広さと収納の配置です。リフォーム前はキッチン3.6畳とリビング13畳で、LDKは合計16.6畳でした。

リフォーム後はキッチン3.6畳はそのままに、リビングを18畳へ広げ、LDK全体で21.6畳にしました。あわせて、和室6畳+押入れ1畳だった部分は、和室4.5畳+押入れ0.5畳+WIC2畳へ再構成しています。

洋室をリビングに取り込み、和室を縮小してWICを設けた中古マンションリフォームの間取り図
リフォーム前後の間取り図。洋室をリビングに取り込み、和室と押入れをWIC付きの収納計画に見直しました。

LDKを16.6畳から21.6畳へ広げた

リフォーム前のLDKは、数字だけを見ると極端に狭いわけではありませんでした。ただ、ソファ、テレビ、ダイニングを置くと余白が少なくなりやすく、家族が長く過ごす場所としてはもう少し広さがほしい状態でした。

そこで、リビング横にあった洋室5畳をLDK側に取り込み、リビングを13畳から18畳へ広げました。LDK全体では16.6畳から21.6畳になり、家具を置いた後の動きやすさも考えやすくなっています。

LDKを広げるときは、畳数だけで判断しない方がよいです。広さを出しても、収納が不足したり、家具の配置が難しくなったりすると、生活しにくさが残ることがあります。

LDK拡張では、広さ・収納・動線をセットで考えることが判断ポイントになります。

LDK拡張の詳しい流れや和室を残した理由は、中古マンションのLDK拡張リフォーム実例で整理しています。

和室は4.5畳にしてWICを設けた

リフォーム前は、和室6畳と押入れ1畳がありました。リフォーム後は、和室を4.5畳にし、押入れを0.5畳に縮小したうえで、新たに約2畳のWICを設けています。

つまり、和室を小さくした理由は、リビングを広げるためだけではありません。和室と押入れの面積を見直し、衣類や日用品をまとめて収納できるWICを作る目的もありました。

和室は4.5畳として残したため、来客時や子どもの遊び場、少し横になりたいときにも使えます。一方で、押入れだけに頼る収納ではなく、WICを設けることで収納量と使いやすさを補う形にしました。

下の写真は、リフォーム後のWICです。和室と押入れを再構成し、衣類や日用品をまとめて収納できる場所を設けました。

和室を縮小してWICを作った詳しい内容は、中古マンションで和室を縮小してWICを作るリフォーム実例で紹介しています。

古い押入のある6畳和室を、WIC付きの4.5畳和室に変えたビフォーアフター写真
リフォーム後のWIC。和室と押入れを再構成し、収納場所を確保した実例です。

【注意】和室を縮小するリフォームでは、部屋を広げることだけでなく、収納をどこに移すかまでセットで考える必要があります。

キッチンは移動せず使いやすくした

キッチンは位置を変えませんでした。新しく対面キッチンに作り替えたのではなく、既存の位置を活かしながら、前面カウンターやパントリーまわりを整えています。

キッチンを大きく移動すると、給排水管、換気ダクト、電気配線、床や壁の補修が関係しやすくなります。費用を抑えながら使いやすくしたい場合は、まず位置を変えずに改善できるかを考えると現実的です。

キッチン前にカウンターを設けた

キッチン前には、奥行き約500mm、幅約2100mmのカウンターを設けました。配膳や一時置きだけでなく、軽い作業台としても使いやすい寸法です。

キッチン本体の位置を変えなくても、カウンターを設けることで使い方は変わります。料理中に物を置く場所、配膳のしやすさ、家電や小物の置き方まで考えると、見た目以上に生活への影響があります。

下の写真は、リフォーム後のキッチンとカウンターまわりです。配管の大きな移動は避けながら、キッチン前を使いやすく整えました。

キッチン位置を変えなかった理由や、カウンター、パントリー、背面の飾り棚まわりの詳しい内容は、キッチン位置を変えないリフォーム実例で整理しています。

古いカウンターキッチンを白とグレー基調の明るいキッチンに変えたビフォーアフター写真
位置を変えずに整えたキッチン。前面カウンターを設けて、作業や配膳がしやすい形にしました。

キッチン配置を検討している場合は、キッチンレイアウトの考え方も参考になります。

パントリーは扉を撤去した

パントリーはリフォーム前からありました。今回の変更は、新しく作ったことではなく、扉を撤去して出入りしやすくしたことです。

扉付き収納は見た目をすっきりさせやすい一方で、頻繁に使う場所では開け閉めが手間になることがあります。食品や日用品を毎日出し入れするなら、扉なしの方が使いやすいケースもあります。

収納を隠すか、使いやすさを優先するかは、場所によって判断が変わります。来客から見えやすい場所なら扉付き、日常的に何度も使う場所なら扉なしというように、使う頻度で考えると整理しやすくなります。

キッチンまわりは、見た目だけでなく毎日の動作が減るかどうかで考えると判断しやすくなります。

水回り関連はまとめて更新した

この記事では、キッチン、浴室、給湯器、洗面所、トイレを水回り関連として整理しています。この章では、前の章で説明したキッチン以外の浴室・洗面所・トイレを中心に、更新内容を紹介します。

水回りは設備本体だけでなく、解体、搬入、設置、配管接続、内装補修などが関係します。見積書を見るときは、本体価格だけでなく工事費まで含めて確認することが必要です。

浴室を交換した

浴室はユニットバスを交換しました。壁、床、浴槽まわりを更新することで、古さが出やすい場所を整えています。

毎日使う場所なので、見た目の清潔感だけでなく、掃除のしやすさや使い心地も考えました。浴室は単体の設備に見えますが、解体、搬入、給排水、電気、換気など複数の工事が関係します。

古いユニットバスを木目アクセントパネルの浴室に交換したビフォーアフター写真
リフォーム後の浴室。古さが出やすい水回りを更新した実例です。

洗面所とトイレも更新した

洗面所とトイレも同じタイミングで更新しました。洗面台や便器だけでなく、床や壁の印象も合わせて整えることで、中古マンション特有の使用感を抑えやすくなります。

水回りは、1か所ずつ見ると小さな工事に見えるかもしれません。ただ、キッチン、浴室、洗面所、トイレ、給湯器をまとめると、総額への影響は大きくなります。

木目の洗面台と花柄クロスのトイレを組み合わせたリフォーム後の水回り
リフォーム後の洗面所とトイレ。毎日使う場所をまとめて更新しました。

水回りは本体価格だけでなく、解体・設置・配管・内装まで含めて比較することが確認ポイントになります。

費用は水回りと木工事が中心だった

600万円の内訳を見ると、費用の中心は水回りと木工事でした。大分類では、水回りが約48.1%、木工事が約27.1%を占めています。

今回のリフォームは、設備交換だけではなく、LDK拡張や収納再構成にも費用をかけた内容です。下のグラフでは、600万円の費用配分を大分類ごとに整理しています。

600万円のマンションリフォーム費用を水回り・木工事・内装などの大分類で示したドーナツグラフ
費用内訳のドーナツグラフ。水回りと木工事の割合が大きいリフォームでした。

水回り関連費用は全体の約48.1%だった

今回の見積書では、水回りとして整理した項目が全体の約48.1%を占めました。キッチン改装工事が約92.9万円、浴室改装工事が約89.5万円、給湯器取替工事が約49.5万円、洗面所改装工事が約34.7万円、便器取替工事が約21.7万円です。

費用が大きくなりやすいのは、設備本体に加えて複数の専門工事が関わるためです。浴室なら解体、給排水、電気、換気、内装が関係します。キッチンも設備交換だけでなく、周辺工事が含まれます。

下の比較図では、水回りに関係する工事項目を金額順に整理しています。キッチンと浴室が大きく、給湯器、洗面所、トイレの費用も積み重なっています。

キッチン・浴室・給湯器・洗面所・トイレの水回りリフォーム費用を比較した横棒グラフ
水回り費用の比較図。キッチン、浴室、給湯器、洗面所、トイレの費用を整理しています。
工事項目金額の目安
キッチン改装工事約92.9万円
浴室改装工事約89.5万円
給湯器取替工事約49.5万円
洗面所改装工事約34.7万円
便器取替工事約21.7万円

水回りは本体価格だけでなく、解体・設置・配管・内装まで含めて比較することが確認ポイントになります。

水回りを含めた600万円の詳しい費用内訳は、マンションリフォーム600万円の内訳で、見積書とグラフをもとに整理しています。

木工事は約162.7万円だった

項目別で最も大きかったのは木工事で、約162.7万円でした。木工事には、LDK拡張、和室と押入れの再構成、WICの新設、造作、下地づくりなどが含まれます。

壁紙を貼り替えるだけなら内装工事が中心になりますが、部屋の広さや収納の形を変えると木工事の比重が上がります。完成後には見えにくい下地や補強も、見積もりには含まれます。

下のグラフでは、金額が大きかった工事項目を順に並べています。木工事、キッチン改装工事、浴室改装工事が上位になっています。

マンションリフォーム600万円の項目別費用を金額順に示した横棒グラフ
項目別の金額ランキング。木工事、キッチン改装工事、浴室改装工事の金額が大きくなっています。

木工事の金額が大きいと高く感じるかもしれませんが、間取り変更や収納変更を含む場合は、写真に写らない部分の工事も多くなります。

同じ600万円でも、設備中心なのか、間取り変更まで含むのかで内容は大きく変わります。

収納と照明も見直した

設備や間取りほど目立ちませんが、収納と照明も暮らしやすさに関わります。今回のリフォームでは、和室と押入れを再構成してWICを設け、ダウンライトとホームシアター環境も整えました。

LDKを広げる場合、収納が減りすぎると生活しにくくなります。また、照明や天井の工事は完成後の雰囲気だけでなく、器具の取り付けや配線計画にも関係します。

収納量と使いやすさを確認した

LDKを広げるリフォームでは、広くなった部分だけでなく、減った収納をどこで補うかも確認が必要です。今回の実例では、和室と押入れを再構成してWICを設け、衣類や日用品をまとめて管理できる場所を確保しました。

収納は広さだけでなく、棚の位置、ハンガーパイプの高さ、通路幅、出入り口の位置によって使いやすさが変わります。図面上では十分に見えても、実際に物を入れると使いにくいこともあるため、何をしまうかを先に考えておくと安心です。

今回のように和室を残しながらWICを作る場合は、和室の使い道と収納量のバランスを考えることが必要です。来客や休憩に使う和室を残しつつ、収納量も確保したい場合に向いた考え方です。

【注意】LDKを広げるときは、減った収納をどこで補うかを図面上で確認しておくと安心です。

照明はダウンライトにした

リビングとダイニングにはダウンライトを設置しました。ダイニング側は60W相当のダウンライトを8灯、テレビ側は100W相当のダウンライトを7灯入れています。

ダウンライトを設置するため、天井は約10cm下げました。リフォーム前の天井高は約2.53mで、完成後は約2.43mです。天井を下げると配線や照明計画の自由度は上がりますが、圧迫感が出ないかを事前に考える必要があります。

住んでから分かった注意点もあります。テレビ側の中央3灯は、夜にテレビを見るときに眩しく感じることがありました。照明は明るさだけでなく、どこで過ごすか、どこを見るかまで考えて配置することが大切です。

リビングのダウンライト配置や住んでから感じた後悔点は、リビングのダウンライトリフォーム実例で詳しく紹介しています。

リビングをホームシアター化

リビングには、popIn Aladdinを使ったホームシアター環境も整えました。約120インチの投影を想定し、壁までの距離は約2.25m、視聴距離は約5.8mです。

ホームシアターは機器を置くだけでなく、投影する壁、視聴距離、照明の位置、天井の下地、電源まわりも関係します。リフォームのタイミングで相談しておくと、完成後に使いやすい形にしやすくなります。

Aladdinで壁一面に映像を投影したリビングのホームシアター写真
リビングのホームシアター。約120インチ投影を想定して、壁面や視聴距離を考えました。

LDKをホームシアターとして使う考え方は、マンションリフォームでリビングをホームシアターにした実例で詳しくまとめています。

見送った工事も費用調整になった

今回のリフォームでは、やった工事だけでなく、見送った工事もあります。600万円の中で優先順位を決めるには、希望をすべて入れるのではなく、暮らしに必要なものから残す判断が必要でした。

特に見送ったのは、キッチンの大幅移動、和室の完全撤去、床暖房の移設、玄関の大規模造作です。やめた工事を整理しておくと、見積もりが高くなったときに調整しやすくなります。

キッチンの大幅移動はしなかった

キッチンは位置を変えずにリフォームしました。移動すると、配管、換気、床や壁の補修が増える可能性があるためです。

もちろん、間取りを大きく変えたい場合はキッチン移動が合うケースもあります。ただ、今回の目的はLDKを広げながら水回りと収納も整えることだったため、キッチン位置の変更は優先しませんでした。

その代わりに、前面カウンターやパントリーまわりを整えています。費用を抑えるために何もしないのではなく、位置を変えずに使いやすさを高める方向で調整しました。

和室の完全撤去はしなかった

和室も完全にはなくしませんでした。LDKをもっと広げる考え方もありましたが、来客時や子どもの遊び場、少し横になりたいときの使い道を考えて、4.5畳で残す判断にしました。

ただし、リフォーム前と同じ6畳のまま残したわけではありません。和室を4.5畳へ縮小し、押入れも0.5畳にしたうえで、WIC2畳を新設しています。

この判断によって、LDKの広さ、和室の使い道、収納量のバランスを取りやすくなりました。部屋を完全になくすか残すかだけでなく、広さを調整する選択肢もあります。

床暖房と玄関造作は見送った

床暖房の移設は、リビングの広さ変更と関係して検討しましたが、費用や工事範囲が大きくなりやすいため見送りました。既存設備をどこまで動かすかは、見積もりへの影響が大きい部分です。

玄関も大きく造作すれば印象は変わりますが、今回はLDKや水回りを優先しました。来客時に目に入りやすい場所ではあるものの、毎日の使用時間や費用配分を考えると、優先順位は下げる判断になりました。

リフォームでは、見た目の変化が大きい工事に気持ちが向きやすいです。ただ、予算内で満足度を高めるには、毎日使う場所から優先する考え方が合うケースもあります。

会社選びも重要だった

今回のリフォームでは、最初に複数社から提案と見積もりを取りました。最終的には、金額だけでなく、提案の深さ、こちらの暮らし方への理解、マンションリフォームの経験、やり取りのしやすさを見て判断しています。

リフォームは、同じ要望を伝えても会社によって提案内容が変わります。見積書の総額だけで判断すると、工事範囲や追加費用の出やすさを見落とすことがあります。

見積もりは金額だけで見ない

見積もりを見るときは、安いか高いかだけではなく、何が含まれているかを確認することが大切です。設備本体、解体、処分、木工事、内装、電気、諸経費などがどこまで入っているかで、総額の意味が変わります。

今回のようにLDK拡張やWIC新設を含む場合、設備交換だけの見積もりとは比較しにくくなります。工事範囲が同じかどうかをそろえて見ないと、安く見える見積もりが本当に安いとは限りません。

見積もり比較の考え方は、リフォーム見積もり比較でも整理しています。

相性も判断材料になる

リフォームでは、打ち合わせの回数が多くなります。間取り、設備、内装、照明、収納、予算調整など、決めることが多いため、質問しやすいか、説明が分かりやすいかも大事です。

私の場合は、提案内容の納得感に加えて、こちらの迷いを整理してくれるかどうかも重視しました。施工会社は専門家ですが、最終的に決めるのは施主です。判断しやすい情報を出してくれる会社の方が、進めやすいと感じました。

リフォーム会社選びでは、金額、提案内容、説明の分かりやすさ、相性を合わせて見ることが大切です。

住んで分かった判断ポイント

実際にリフォーム後の住まいで暮らしてみると、図面や見積もりだけでは分かりにくい部分もあります。特に、LDKの広さ、収納量、照明の位置は、生活してから実感しやすい部分です。

これから同じような中古マンションリフォームを考えるなら、完成写真の雰囲気だけでなく、生活動線や収納の使い方まで想像しておくと判断しやすくなります。

LDKは広さだけで決めない

LDKを広げたことで、リビングで過ごす時間は使いやすくなりました。一方で、広げるためには隣の洋室を取り込み、和室まわりはWICを含めて再構成しているため、収納計画も同時に考える必要がありました。

リビングは広ければよいというより、家具を置いた後にどう動けるかが大事です。ソファ、テレビ、ダイニング、収納の位置を考えずに畳数だけで判断すると、思ったより使いにくくなることもあります。

今回のように、LDKを広げつつWICを設ける方法は、広さと収納のバランスを取りやすい考え方でした。

写真・図面・見積書をセットで見る

リフォーム実例を見るときは、完成写真だけで判断しない方がよいです。写真は完成後の雰囲気を伝えるものですが、工事範囲や費用の理由までは分かりにくいからです。

今回の実例では、写真で完成後のLDKや水回りを紹介し、図面でLDK、和室、WICの変更内容を示し、見積書をもとに費用内訳を整理しました。この3つを合わせることで、600万円で何を優先したのかが見えやすくなります。

あなたが同じようなリフォームを検討する場合も、施工事例の写真だけでなく、間取り変更の有無や費用内訳まで確認すると、現実的な比較がしやすくなります。

完成写真は雰囲気、図面は変更範囲、見積書は費用の根拠として見ると整理しやすいです。

詳しい実例記事

この記事では、約600万円で行った中古マンションリフォームの全体像をまとめました。各テーマの詳しい内容は、以下の記事で個別に整理しています。

まずはこの記事で全体像を確認し、気になる部分を個別記事で深掘りすると、リフォームで迷ったときの判断軸を整理しやすくなります。

中古マンションリフォーム600万円の実例まとめ

最後に、この記事の要点を整理します。

  • 中古マンションリフォーム実例では、600万円でLDK・水回り・収納・照明まで整えられた
  • LDKは16.6畳から21.6畳になり、リビングで過ごしやすい空間に変わった
  • 和室6畳+押入れ1畳は、和室4.5畳+押入れ0.5畳+WIC2畳へ再構成した
  • キッチンは位置を変えず、前面カウンターやパントリーまわりを整えた
  • 水回りは全体の約48.1%、木工事は約27.1%で、設備交換と間取り変更に費用がかかった
  • キッチンの大幅移動、和室の完全撤去、床暖房移設、玄関造作は見送り、予算を調整した
  • リフォーム実例を見るときは、写真・図面・見積書をセットで確認することが判断ポイントになる

中古マンションリフォーム実例は、600万円で何を変えたかだけでなく、何を見送ったかを理解して判断することが重要です。すべてを理想通りに入れるのではなく、暮らしの中で優先したい場所を決めることで、限られた予算でも満足度の高いリフォームに近づけやすくなります。

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